「牛乳はまずい」
「牛乳を飲んだらお腹が…」
「運動後の牛乳は体に悪い」
と言う人を何回か会ったことがあります。
体に牛乳が合わない人もいますが、
運動に関してはすぐ討論が始まります;;;;
間違った常識で牛乳を控える方もいるほどです。
タイトルのように
牛乳は本当に完全食品と言えるほど
栄養がたっぷり入っています。
間違った情報の内容をこれから解説していきます。
●運動後の牛乳は体に悪い？→☓
牛乳の中には
水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンが
入っています。
運動する時にエネルギー変換が行われ、
ビタミン消耗が多くなります。
この時牛乳でビタミンを補充すれば、
細胞作用の正常化が早くなって
疲労感を改善できます。
●噛んで飲めば栄養素が破壊される？→☓
牛乳をゆっくり飲むことによって
唾液とよく混ざって
より効果的に体内に吸収ができます。
●牛乳は睡眠を邪魔する？→☓
不眠症はストレスと過労も関連していますが、
カルシウム不足も原因になり得ると言われます。
牛乳の中にあるトリップトパンはセロトニン合成と
熟眠を誘導するそうです。
特に寝ているうちに骨からカルシウムが
なくなることを阻んでくれます。
●滅菌牛乳は栄養分が少ない？→☓
滅菌牛乳は殺菌牛乳と製造過程が違うたけで、
栄養分は殆ど相違ないと言われています。
●消化・吸収機能が弱い高齢者は牛乳を控えべき？→☓
牛乳は穀物に傾いた食事にタンパク質摂取が不足な
高齢者に良いタンパク質補充源で、
骨の老化防止にも役に立ちます。
●牛乳は体重減量によくない？→☓
一般の牛乳は
100ml当たり65kcal〜70kcalです。
牛乳一杯には
大人の1日タンパク質必要量の15%〜20%
ビタミンDの25%
カルシウムの25%〜38%が入っています。
アメリカのテネシー大学の栄養学科研究チームは
牛乳を毎日220g（カルシウム300mg）を飲むと、
1年後に体重が平均2.7kg減少する効果があるとの
研究報告書も発表しました。
